ごあいさつ
少人数だから、できることがあります。
1学年定員8人。全体でも30人弱のとても小さな園です。
五感・身体を使ったあそびを大切にし、あそびが人としての土台を作り出し、同年代の友達との集団生活の中で自立心、意欲、集中力、社会性を養っています。
とことん“あそぶ”ことを大切にしています。
小さな園から小学校に上がっても大丈夫かしら。」保護者の方からそんな声も聞かれます。でも小さな園だからこそ、「時間をかけて話をしてあげられること」「できるまで待ってあげられること」などができ、これが本当の「手を掛けること」だと思っています。当施設は、独特のスタイルをとる施設です。
よつばのねらい
現代の日本において社会環境の変化により幼児期に身体を動かし遊ぶ機会が大幅に減少しており、文部科学省の調査においても減少傾向の結果になっています。現在の子ども達には身のこなしの不器用さや持久力の低下がみられ、多くの調査結果が出されています。
そんな中、幼児期は運動能力が著しく発達する時期であり特に神経系の発育が最も著しく、小学校入学前には運動の基本が身に付くとされています。幼児期に様々な体験をする機会を与え潜在的に獲得可能な運動能力を身に付けてもらう事が狙いです。1つ具体例を挙げますと「バランス感覚」です。自分の身体がどのような向きを向いていてどうすれば元に戻るのかというものです。マット運動の様々な動きにより「回転感覚・位置感覚」習得していきます。
身体的にも幅広い運動遊びを経験する事が望ましく、自発的に運動の楽しさや汗をかき爽快感を感じ、取り組む意欲を持ち、身体・心・コミュニケーションの発達を目指します。
よつば4つの教育方針
たっぷりと惜しみない愛情
愛されることで人との信頼関係を築いていきます。
自分が「人として尊重されている」と感じることで、周りの人を尊重できるのです。
よつばは、1学年8人基準に編成しています。その中で、ゆったりとした気持ちで、ひとりひとりと目を合わせ、話を聞いてあげることができます。そしてもちろん、いけない事はきちんと叱ります。大人の愛情を実感している子どもは、叱られても素直に聞き入れることができるものです。それは我々が子どもたちとの信頼関係を感じる時でもあります。
心と体の基礎を作る体育
体育というと厳しさをイメージするかもしれません。
よつばでは、遊びの一環として体育の授業を行っています。楽しく体を動かすことができる環境づくりに努めています。子どもたちはスポーツを通じてルールを学び、目標を持つことで、頑張る気持ちを養っていきます。週に1回、水泳の授業があります。まず「水の中にいると楽しい」と思えることを目指します。動けるようになったら正しいフォームを覚えていきます。練習することで、「長い距離を泳ぎたい」「新しいフォームで泳ぎたい」など、できる喜びを味わえるようになります。水泳も生涯スポーツです。体育、水泳の授業で、幼児期に必要な基礎運動能力を向上させていきます。
からだを使ったあそび
子どもにとって「遊び」とはどんなものでしょうか?それは仕事です。子どもは絶対、遊ばなければいけないのです。大人の目から見たら、ごっこ遊びなどは「しなければいけない事」なのかわかりません。砂場でおもちゃの取り合いをしていると、間に入ってやめさせたくなります。鬼ごっこをしていても、いつの間にか喧嘩になったりします。でも子どもはいろいろな遊びをたくさん経験することにより、葛藤や我慢、協同を学んでいきます。よつばの子は一生懸命遊びます。遊びの中から様々な発見をし、「自分の意見をいう」「他人の意見を聞く」といった、コミュニケーションの基本を身に付けていきます。
やさしさと思いやりを育てる縦割り保育
年上の子が、年上の子の面倒をみる、という一昔前までの当たり前の環境がよつばにはあります。よつばの子が年下の子に優しくできるのは、自分たちが年上の子に優しくできるのは、自分たち年上の子から優しくしてもらっているからです。異年齢の子どもたちが触れ合うことで、自然に思いやりと優しさの心、そして、社会性を身につけていきます。
園の歴史
1982年【昭和57年】 | 大和市南林間に「スポーツ幼児スクール」として創設。 |
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1988年【昭和63年】 | 相模原市若松へ移転。「ケンジントン体育幼児園」と名称を変更。 |
2006年【平成18年】 | 相模原市南区麻溝台へ移転。名称が『よつば体育幼児園』となる。 |
2019年【令和元年】 | 現在の地、南区文京へ移転。 |
概要
施設名 | よつば体育幼児園 |
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所在地 | 〒252-0307 神奈川県相模原市南区文京1-1-29-3F |
TEL | 042-749-4541 |
アクセス | 小田急線 相模大野駅 神奈川中央交通バス 1・2番バス停「大沼経由 北里大学病院行」または 「北里大学経由相模原駅南口行」の「小沼」バス停下車。 |